飛騨高山の箸や女将のブログ 「食卓から幸せを」

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「箸や 慶七郎」は飛騨高山にある三代続く箸屋のオンラインショップです。
   
    かたちある「心」で、満たされる「心」
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ハートやふくろうの形をした箸。伝統の技を活かした飛騨春慶箸。
使いやすさを追求したぐいのみ。
三代目の作り出す、「心」のこもったものたち。
「心」あるものを使うと、あなたの「心」も満たされる。

このブログでは三代目の思いや日々の仕事、家族の話もおまけに。。

おはようございます♪

幸せを贈ります「箸や 慶七郎
店長のひがし めぐみです 


昨日から漆にかぶれて体の一部がかゆい私
まぁ、よくあるので慣れてはきたんですが

前回かぶれたときの話

この記事にはまず、漆って何?ということから書いてあるので読んでみてくださいね!


さて、今日は漆についてのお話パート3です

木から採った漆はゴミなどを取り除き(ろ過)、使えるようにすることを精製といいます。
その様子はこちら

漆の種類とはこの精製の方法によって変わって、いくつもあります。
  • ろ過しただけのもの
  • 下塗り、上塗りと用途に応じたもの
  • 顔料をまぜたもの
などなど。
そのうち当店で使っているのは…
  1. 春慶塗の箸に使う漆。
  2. ハート箸に使う黒漆。
  3. ふくろうや五角などに使う生漆(きうるし)。
です。順に説明していきますね 
まず1の春慶塗に使う漆というのは、

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春慶塗の特徴でもある、木地の木目が透けるような塗りの為の透明度の高い漆のことです。

当店の「飛騨春慶 八角箸・五角箸」などに使っています。

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「飛騨春慶 八角箸」 (税込 1,944円)



つづいて2の黒漆というのは、
精製の際、鉄粉をいれることで化学反応を起こし黒くなった漆のことです。
顔料などで色づけしたものでは無いので、時が経つにつれ透けて木目が見えてきます。
(これがまたいい雰囲気になるんです

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「ハート箸 黒漆」 (税込 1,296円)



最後に3の生漆(きうるし)というのは、
精製する前のろ過しただけの漆です。
木の木目が見える自然なイメージに仕上がります


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「五角箸 すり漆 太」(税込 2,592円)


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「ふくろう箸 すり漆」 (税込 1,944円)


 
このどれも精製の方法で変わるだけで、何か余計な物を加えるわけではないんです。
つまり天然のまま。

 また、この2と3に使っている漆は「MR漆」という食洗機用対応のものを使っています。
名前だけ聞くと何か入ってそうですが(笑) これも天然!

漆をローラーにかけ、粒子をつぶしていくことで、耐久性のある「MR漆」が出来上がるそうです。


この漆を使うことで、食洗機でも大丈夫…と言いたいところですが。
当店では食洗機のご使用はおすすめしていません

たとえ表面の漆が大丈夫でも、中身は木です。
木は熱によって曲がってしまうこともあるからです

やはり長持ちさせるには優しく手洗いが一番なんですよ


今回は漆の種類についてでしたが、おわかりいただけたでしょうか?
それぞれの塗りの詳しいことはまた順にお話していきますね


それでは、今日もおいしいご飯が食べられますように


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